モジュール式機体構造「TMRS」

TSRPのロケットは胴体構造にFRP(繊維強化プラスティック)製のモジュール式構造を採用しています。 モジュール式にすることによってモジュールごとの組み立てと再利用が可能になり、高い運用性と部品製作のためのコストを削減することに成功しています。 現在は直径120 mmのTMRS120、150 mmのTMRS150、180 mmのTMRS180が存在し、2009年に打上げたH-19から現在までほぼ全てのロケットで採用されています。 材質のFRPはGFRP(ガラス繊維強化プラスティック)を用いて薄肉部と厚肉部を組み合わせ、モジュール毎に使い分けています。