2006年~2010年ハイブリッドロケットプロジェクト

H-22

実験目的 低学年への技術継承
東工大チームのカンサット放出
打上日時 2010年8月19日
打上場所 秋田県能代市浅内第二鉱滓堆積場
到達高度 約320 m
主な搭載物 加速度計
気圧計
温度計
不知火III
小型カメラ
CanSat
搭載エンジン THR-F003J-LTD(第3世代自主開発300 N級I型エンジン)
特記事項 東京工業大学松永研究室とのコラボレーション企画

H-21

実験目的 沿岸射場の開拓
テレメトリシステムの開発
海上回収手法の確立
打上日時 2010年3月19日
打上場所 秋田県能代市落合浜旧能代海水浴場
到達高度 点火直後にエンジンが破裂し飛翔せず
主な搭載物 機軸加速度計
気圧計
温度計
不知火III
HDカメラ
GPS・テレメータ
搭載エンジン THR-F803J改(第2.5世代自主開発300 N級J型エンジン)
特記事項 ロケットを海へ着水させ回収する初めてのチャレンジ

H-20

実験目的 低学年への技術継承
フィン傾斜によるスピン飛行
機載カメラによるスピンレートの計測
新型分離機構の運用試験
打上日時 2009年8月26日
打上場所 秋田県能代市浅内第二鉱滓堆積場
到達高度 約340 mに到達後、パラシュート開傘に失敗し墜落
主な搭載物 加速度計
気圧計
不知火III
小型カメラ
回収補助用ブザー
ダミーウェイト(1.3 kg)
搭載エンジン THR-F803J(第2世代自主開発300 N級J型エンジン)
特記事項 エヴァンゲリオン初号機モチーフカラー(版元許諾済)
クォンタムチューブを胴体構造に使用した最後の機体

H-19

実験目的 冬季打上げに向けた先行開発機の打上げ実績取得
改良型エンジンの打上試験
新型分離機構の動作実証試験
標準計器システムの開発
打上日時 2009年8月25日
打上場所 秋田県能代市浅内第二鉱滓堆積場
到達高度 約350 m
主な搭載物 機軸加速度計
気圧高度計
不知火III
機内環境撮影モジュール
搭載エンジン THR-F803J改-LTD(第2.5世代自主開発300 N級I型エンジン)
特記事項 GFRP使用のモジュール式機体構造「TMRS-120」初採用
汎用小型ロケット用計器「共通計器」初搭載
新型分離機構「不知火III」初搭載

H-18

実験目的 新型分離機構の動作実証試験
改良型エンジンの打上試験
新型機体構造の打上実証試験
打上日時 2009年3月13日
打上場所 北海道広尾郡大樹町
到達高度 約1.3 km
主な搭載物 加速度計
磁力計
気圧高度計
試作型不知火III
機内環境撮影モジュール
搭載エンジン THR-F705K改(第2.5世代自主開発500 N級K型エンジン)
特記事項 直径120 mmの胴体構造を初採用

H-17

実験目的 民生品利用GPSユニットの打上げ時動作実証
フィン傾斜によるスピン安定
打上日時 2009年3月11日
打上場所 北海道広尾郡大樹町
到達高度 エンジントラブルにより墜落
主な搭載物 加速度計
磁力計
気圧計
不知火II
東京海洋大製作GPSユニット
ビデオカメラ
搭載エンジン THR-F705K改(第2.5世代自主開発500 N級K型エンジン)
特記事項 東京海洋大学との共同ミッション

H-16

実験目的 冬季打上げに向けた先行開発機の打上実績取得
センサユニットの動作実績取得
自作エンジン動作実績取得
打上日時 2008年8月24日
打上場所 秋田県能代市浅内第二鉱滓堆積場
到達高度 約200 m
主な搭載物 ジャイロセンサ
磁力計
気圧高度計
不知火II
搭載エンジン THR-F803J(第2世代自主開発300 N級J型エンジン)
特記事項

H-15

実験目的 低学年への技術継承
歪ゲージによるオープニングショックの測定
改良された分離機構の運用実証
N2O充填方法の検討
新設計エンジンの性能実証
打上日時 2008年8月23日
打上場所 秋田県能代市浅内第二鉱滓堆積場
到達高度 約200 m
主な搭載物 加速度計
歪ゲージ
気圧計
熱電対
不知火II
カメラ(2台)
搭載エンジン THR-F803J(第2世代自主開発300 N級J型エンジン)
特記事項

H-14

実験目的 頂点を外した開傘による降下範囲の限定化
大オープニングショック下における機体運動の計測
大オープニングショック下における外部縦通材方式の強度性能実証
打上日時 2008年3月8日
打上場所 北海道広尾郡大樹町
到達高度 約520 m
主な搭載物 加速度計
ジャイロセンサ
磁力計
気圧高度計
不知火II
ビデオカメラ
搭載エンジン THR-F705K(第2世代自主開発500 N級K型エンジン)
特記事項

H-13

実験目的 改良された計器の運用実証
外部縦通材方式の製作実証
新型エンジンの性能実証
打上日時 2008年3月7日
打上場所 北海道広尾郡大樹町
到達高度 約520 m
主な搭載物 加速度計
ジャイロセンサ
磁力計
気圧高度計
不知火II
CanSat
搭載エンジン THR-F705K(第2世代自主開発500 N級K型エンジン)
特記事項 機体へのエンジン搭載方式、フィン取付け方式を変更した最初の機体
新自主開発エンジンシリーズ「THR」初搭載

H-12

実験目的 低学年への技術継承
CanSatの搭載および放出
打上日時 2007年8月
打上場所 秋田県能代市浅内第二鉱滓堆積場
到達高度 約400 m
主な搭載物 加速度計
気圧高度計
不知火II
CanSat
搭載エンジン 自主開発300 N級J型エンジン
特記事項 HyperTEKのエンジンと互換性のある最後の機体(以降はTHRのみ対応)

H-11

実験目的 複数CanSatの同時放出
機体の再利用性の検証(H-10の再打上げ)
打上日時 2007年3月
打上場所 北海道広尾郡大樹町
到達高度 約550 m
主な搭載物 加速度計
ジャイロセンサ
磁力計
気圧高度計
不知火II
CanSat x3機
搭載エンジン 自主開発600 N級K型エンジン
特記事項

H-10

実験目的 複数CanSatの同時放出
打上日時 2007年3月3日
打上場所 北海道広尾郡大樹町
到達高度 約530 m
主な搭載物 加速度計
ジャイロセンサ
磁力計
気圧高度計
不知火II
CanSat x3機
搭載エンジン 自主開発600 N級K型エンジン
特記事項 初めて複数のCanSatを同時放出

H-9

実験目的 低学年への技術継承
CanSat(350 ml缶程度の大きさの模擬衛星)の搭載および放出
ジャイロセンサ、加速度センサによる飛翔特性データの取得
打上日時 2006年8月
打上場所 秋田県能代市浅内第二鉱滓堆積場
到達高度 約230 m
主な搭載物 気圧高度計
加速度計
ジャイロセンサ
不知火II
CanSat(有限会社空庵様との提携)
ぬいぐるみ「コモモ」(有限会社国際宇宙サービス様との提携)
搭載エンジン 自主開発300 N級J型エンジン
特記事項

H-8

実験目的 オープンクラスカンサットの搭載および放出
打上日時 2006年3月
打上場所 北海道広尾郡大樹町
到達高度 エンジン不点火のため飛翔せず
主な搭載物 自作オープンクラスカンサット
不知火II
搭載エンジン 自主開発1 kN級L型エンジン
特記事項 初の150 mm径胴体の機体

H-7

実験目的 自作ハイブリッドロケットエンジンによる高度1 kmへの打上げおよび飛行実証
各種センサを用いての姿勢計測およびテレメータによるデータ取得
打上日時 2006年3月
打上場所 北海道広尾郡大樹町
到達高度 不明(1 km以上)
主な搭載物 3軸加速度計
ジャイロセンサ
デジタル磁力計
不知火II
搭載エンジン 自主開発1 kN級エンジン
特記事項 初の推力1 kN級ハイブリッドロケットエンジン搭載機